[小ネタ]いとうのいじキャラがARで出現!?

大阪の電気街・日本橋では、「日本橋プロジェクト」と銘打って、いとうのいじさんのデザインしたキャラクターで各種キャンペーンを開催しています。


今年の3/21に、「日本橋ポップカルチャーフェスティバル」というイベントを予定していましたが、震災の影響で中止となったのですが、そのイベント用に開発されたARアプリが公開されたという事で、さっそく使ってみました。


さて、アプリをダウンロードしたものの、トリガーとなるデフォルメキャラの画像は当時のポスターなどに掲載されていたようで入手のしようがありません。
前述のアプリを紹介しているページの画像は小さすぎて、マーカーとして使うのは難しそうです。


色々さがした結果、アプリ内説明の部分に大きめの画像が置いてあることに気付いたのでした。
とはいっても、本体に表示している画像を本体で撮影できる訳もなく、画面キャプチャを撮ってPCに送ってプリンタで出力する、という手間をかけてようやく試すことが出来ました。



漸くの事でアプリを起動させて、使用したいキャラを選んで、画像を撮影します。



まずは姉の音々(ねおん)ちゃんで試してみます。
マーカーにカメラを向けて撮影すると、「カシャッ!」 ?


写真が撮影されました。
撮影された写真をアプリが識別すると、CGが出現して音々ちゃんが挨拶をしてくれました。



…って、スチル写真?
ライブ映像の特徴点に対して三次元空間を設定し、リアルタイムで重畳表示させるのが「AR」なんですけど?


試しに、マーカーとなる画像サイズを変えて撮影してみました。



…CGのサイズはさっきと全く同じです。


え〜っと、これって画像はマーカーじゃなくてトリガーに過ぎないですね。


マーカーのサイズや位置関係に関係なく、画像認識したらCGを定位置に描画してるだけだし、そのCGもリアルタイムレンダリングじゃないから、3D CGを2D映像に変換しただけです。


これを「AR」と言うのは誇大広告だなぁ〜
単に「画像認識をトリガーにして映像を写真に合成して見せるだけ」のアプリですよ。


せっかくの「いとうのいじデザインのキャラクター」や「大阪日本橋」というブランドを冠しておいてこれはちょっといただけませんね。
非常に残念です。