内田新哉さん水彩原画展
昨日から東京出張だったので、個人的にも親しくさせていただいている内田新哉さんの水彩原画展「ー空の手紙ー」を見るために、表参道のギャラリー・コンセプト21に行ってきました。
初日だったので、内田さんもおられて、お話をする事ができました。
今年は体調を崩されて、新しい画集を出せなかった事が残念だったそうです。
幸い、体調は良くなられたようですので、また精力的に活動されるかと思います。
内田さんの絵は、青空と白い雲を背景にした緑の鮮やかな風景が描かれる事が多く、絵の中から爽やかな風が吹き寄せるかのような印象を受けます。
見ていると清々しく、ちょっと懐かしい気分になるのですが、この気持ち良さは「時をかける少女」に通じるものがあるな〜と、原画を見ながら思っていました。
その上、内田さんの絵の中に繰り返し登場するモチーフは、自転車と麦藁帽子なのです。
麦藁帽子はノスタルジーですが、自転車は前に進む気持ち、どこまでも走っていく気持ちですね…
子供の頃は自転車に乗ってどこまでも走っていったものです。
画集も沢山出ていますが、水彩画は印刷で再現するのがとても難しいので、原画を見る機会があれば、是非とも出掛けて行って実際に見るべきだと思います。
今回の原画展は、11/8までと短いのですが、本当にお勧めです。
イタリアの風―内田新哉画集河出書房新社このアイテムの詳細を見る |