SPring-8 施設公開・見学者募集中

攻殻機動隊にも登場した、タチコマの生まれ故郷でもある播磨研究学園都市の加速器SPring-8が恒例の施設一般公開の見学者を募集中です。

今年は、4/22(日)9:30〜16:30で、今年は施設供用開始10周年という事でパワーアップ。実験・工作から初公開の施設まで盛り沢山との事で、是非行ってみたいものです。


この日は一般公開なので、行けば施設内のイベントに参加する事が出来るようですが、白眉はやはり加速器などの施設見学です!
こちらは、事前申込・抽選制でいくつかのコースに分かれます。

加速器見学ツアー(午前180名・午後180名)

所要時間:1時間30分 移動距離:1.5km(傾斜面あり)
SPring-8の主要設備である加速器システムを電子銃から、線型加速器、シンクロトロン、SSBT(地下通路)を通って蓄積リングまで、電子の流れに沿って、ツアーガイドと一緒に見学するツアーです。
電子の気持ちになって、設備の大きさを体験してください!


実験ホール一周ツアー(午前160名・午後160名)

SPring-8の研究現場である実験ホールを見学するツアーです。

勉強コース
所要時間:1時間30分 移動距離:1.0km(平面)
ツアーガイドと一緒に、いろんなビームラインに立ち寄って、設備や研究の話を聞きます。面白い研究の話が聞けるかも! 理科の大好きな方いらっしゃい!

見学コース
所要時間:40分 移動距離:1.0km(平面)
ツアーガイドの話を聞きながら、実験ホールを一周します。
最先端の研究現場を体験! 理科が好きになるかも!

はわわぁあ…どれに応募するか迷っちゃいますぅ〜。(何が憑いた?)
やはり加速器の蓄積リングの横を歩いて、「天使と悪魔」のラングドン教授気分を漫喫もとい満喫するか、実験ホールでお勉強するか…

取り敢えず両方申し込んでみようと思います。


ところで、前述ダン・ブラウン「天使と悪魔」ですが、本家CERN(セルン)のサイトで、解説特集ページがあるそうです。


Angels and Demons


日本語力に堪能な方の為にはこちらをご紹介します。


セルンが『天使と悪魔』に答える


なお、ダン・ブラウンは、1994年にCERNを訪問し、作品を上梓した際には献本もしたそうですが、当時は無名だったので、誰も気付かなかったそうです。


ちなみに、僕が最初に読んだダン・ブラウン作品は『デセプション・ポイント』でした。

これは、南極の氷の中から発見された隕石に、生命体の化石が発見される所から始まる巻き込まれ型サスペンスで、地球外生命体を始めとする科学ネタの配置の仕方とノンストップな展開にはかなり引き込まれました。

そのネタの密度や、事実とフィクションの混淆の仕方は、マイケル・クライトンを髣髴とさせる出来だと思います。

ただ、その後『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』を読んで、ちょっとワンパターンかも…とは思っていますが。

SF好きならば、まずは『デセプション・ポイント』を読むことをお薦めします。

という事で、激しく脱線しつつありますが、攻殻機動隊SPring-8については、こちらが写真も豊富で詳しいようです。

うぅ、当たるといいなぁ〜


攻殻機動隊の聖地巡礼


SPring-8 見学ツアー(申込締切3月3日)

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

バンダイビジュアル

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デセプション・ポイント〈上〉

角川書店

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デセプション・ポイント〈下〉

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天使と悪魔 (上)

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天使と悪魔 (中)

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天使と悪魔 (下)

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