読売新聞夕刊一面に荒木飛呂彦イラスト掲載

4/4の読売新聞夕刊の一面に、「マンガで先端科学」という見出しがあり、荒木飛呂彦氏のイラストが掲載されていました。


これは、アメリカの科学雑誌「セル」の表紙に掲載されたもので、浜松医大の瀬藤光利教授が、荒木飛呂彦氏に依頼して描いてもらった「スクラッパー」というキャラクターだそうです。


「スクラッパー」とは、脳に記憶があふれ異常が起きるのを避けるため、不要な短期記憶を壊す物質で、瀬藤教授が発見・命名したとの事。
瀬藤教授自身が、「ジョジョの奇妙な冒険」の大ファンで、荒木氏にキャラクター化を依頼したとの事です。


もう少し詳細を調べようと思い、浜松医大のサイトを見に行きましたが、さっぱり訳が判りません。
色々と検索して、現在瀬藤教授は浜松医科大学分子イメージング先端研究センターの分子解剖学研究部門にて専任教授をされているという事が判りました。


また、「スクラッパー」に関連した内容として、講演抄録らしきPDFを発見したので、載せておきます。


ジョジョに奇妙な脳科学(PDF/173KB)


記事が、「マンガやキャラクターで先端科学をわかりやすく解説して好評」という内容であり、瀬藤教授自身も「科学者の説明責任も求められており、映像を生かした表現がますます重要になる」と話しておられますが、映像どころかWebサイトがこのレベルでは、到底「判りやすい」には程遠く、大学淘汰の時代にこれではなぁ〜、という感想を持つに至ったのでした。



(大きい写真も有り)


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