TURN 2 「日本 独立 計画」
今週もクライマックスだぜっ!!って事で、バベルタワーでの「ゼロ奪回作戦」が進行中ですが、R2になって投げっ放しではなく、謎解きもしてくれるようになりました。
配慮が行き届いてるなぁ〜
という事で、前回、前作のラストがどうなったかについて、こんな予想をしました。
なんか撃たれてゼロ仮面(笑)が割れる回想みたいなのはあったけど…
あの後、殺る気満々だったスザク君が、「やっぱ人殺しいくない!」と改心して、ルルーシュを拘束してブリタニア軍に引き渡したって事ですか?
ほぼ当たり。
違ったのは、皇帝の前に引き出したのはスザク本人だったって事。
てことは、神根島から本国までひっ捕らえたゼロを連れて行ったんですね?
そして、ルルーシュの身柄と引き換えに「ナイトオブラウンズ」の地位を要求するスザク…
それが本当に「中から変える」事に繋がるのでしょうか?
そして、ルルーシュの記憶を書き換えたのは誰か?という疑問について。前回は…
つまり、ゼロ=ルルーシュがブリタニア皇帝の知るところとなった訳ですね。
〜中略〜
ルルーシュの記憶を改竄したのは、V.V.なのかブリタニア皇帝本人のギアス能力なのか…?
後者のような気がしてきた。
これも大当たり〜。
皇帝直々に「記憶を書き換えるギアス」を行使してくれました。
ど〜〜〜〜ん!!
しかも両眼ギアス!!これはきつそう。その割にC.C.のキス一発で破られたようですが…
やはり、ギアスの効かないC.C.だと無効化出来る、という事でしょうね。
という事で、結構謎解きをきちんとやってくれて満足満足。
復活したゼロは、またしても窮地を逆転、総督をあっけなく倒して復活宣言です。
っていうかね〜、指揮官が前線に出て行く時点で戦略負けしてるって。
頭潰されたら(今回は物理的に潰されたしw)指揮系統壊滅して総崩れじゃないですか…
これが「新生ブリタニア帝国」って…指揮官の単独戦闘能力が低いだけでやってることに変わりが無いんだから、レベルが落ちてるとしか言いようが無いですね。
そして、中華連邦の大宦官様をギアスで操って、まんまと亡命したゼロ一味。
あれ?大宦官様ってブリタニア総督府の皆様とお食事中だったのでは?
まあ、良しとしましょう。
中華連邦の大使館に逃げ込んだルルーシュを追い詰めることが出来ない正規軍が帰った後現れたのは、ゼロの作戦に単騎で挑み、ほぼ壊滅させかけた出鱈目な機体ヴィンセントを操る学生服の男でした。
勿論その正体は、ロロ。
やはりギアス能力者でした。
「殺しに来た♪」
ナイトメアフレームを瞬間移動させたかのようなその能力は、ギアスによるものでしょうか?
ギアス能力であれば、物理的な力ではなく、相手の脳に作用するものなので、相手の主観時間を停止させる事で瞬間移動を演出していると考えられます。
但し、ギアス能力は相手の眼を直接見なければかけられないので、ナイトメアフレーム同士の戦闘で発揮できる能力ではないですね。
この辺りの謎も次回解決してくれると悩まずに済むのですが…
さて、今回最大の謎は、皇帝とスザクとの会話にありました。
沢山の柱が立ち並ぶ回廊を歩む皇帝とスザク…
やがて彼らは神殿のような場所に辿り着きます。
皇帝 枢木、ここに入れるのはラウンズでもお前が始めてよ。
シュナイゼル達も知らぬ場所よ…スザク 光栄です、陛下。
しかし、どうして自分を…?皇帝 ラウンズの中でお前だけが知っている。
ゼロの正体とギアスを…スザク はっ、ここは?
神殿?皇帝 違うな
これは、そう。神を滅ぼすための武器。スザク 武器?
皇帝 アーカーシヤの剣と言えよう。
「アーカーシャの剣」とは何でしょうか?
「アーカーシャ」とは、恐らく「Akasha」、サンスクリット語の「虚空」を指すと思われます。
「Akasha」の形容詞形が「Akashic」であり、「Akashic Records」と言えば判りやすいかもしれません。
この宇宙全ての歴史が記録されているといわれる「アカシック・レコード」の語源となる「アカシャ」は、「虚空」「宇宙」「空間」「エーテル」等を表し、過去現在未来を内包する概念と考えられます。
「アカシャの剣」が、どう作用するのかは判りませんが、不老不死と思われるC.C.のような存在を意識したとき、その永遠性・永続性を断ち切る剣たり得るのが「アカシャの剣」と呼ばれる概念なのではないかと思いました。
或いはゴルディアスの結び目を断ち切るアレキサンダーの剣と同義なのかもしれません。
スザクたちが「円卓の騎士」を名乗り、アーサー王の故事に倣っているのであれば、「剣」という概念はこれからも重要なものとして現れてくるのではないかと予想されます。
という事で、更に加速する第2話も楽しませてくれました。
コードギアス 反逆のルルーシュR2、これからも目が離せません。
…って今回キャプチャが男ばっかりでしたね。
これはいけません。何が悲しゅうておっさんのどアップばっかり載せなあかんのや…
ではお口直しに。
やはりゼロ=ルルーシュであった事にわだかまりを残していたカレン。
それは、自分がゼロに心酔していたのも、操られていたのではないか?という疑問でした。
ゼロへの想いは本物である、と諭したルルーシュは、更に「いつまでその格好でいるつもりだ?」とカレンのバニー衣装を揶揄します。
突然羞恥心に目覚めるカレン。
「きゃっ!!」
「何見てんのよ、ヘンタイ!!」
やっぱこういうのは赤面してナンボですよね♪
<追記>
ロロの能力は、1話でカレンを避けて逃げる時にも描写されていた、という説があるようです。
やはり、周囲の主観時間を停めているような印象ですね。
尚且つ、今回C.C.が「ギアスは相手の目を見ないとかけられない」と敢えて言った事から、ロロのギアスは相手を見ずに発動可能なものかも知れませんね。
(マオが相手の目を見なくても、他人の心が読めてしまったように、テレパシー的に放射して影響を与えられるとか…)
そして、次回冒頭ではその能力で星刻と対峙するも、意識が停められようとも体だけで反応する達人の技に撃退されるか互角になるか…ってところでしょうか?