TURN 21「ラグナレク の 接続」

うぅ〜 まさかコードギアスエヴァ・フォロワーだったとは…全く気付きませんでした。

という訳で、シャルルパパの「神を殺す」為の手段「ラグナレクの接続」とは、「集合的無意識」が「神」であるとした上で、全人類の意識を集合的無意識に統合することで、結果的に「神=集合的無意識」を亡きものにし、「優しい世界」を創ろうという事でした。

同じく意味の判らなかった「アーカーシヤの剣」とは、人類の意識を肉体から切り離す為の道具という意味で「剣」と称していたのかも知れません。


うぅ〜、それなんて人類補完計画
まあ、殆どの人が同じ突っ込みをした事でしょう。


どうやら、コードギアス世界での集合的無意識には、死者の意識も含まれているそうで、シャルルさんには是非とも「この世とあの世は地続きだ!!人間死んでも生きられる!」と叫んで欲しかったところです。


とは言え、若い時からV.V.と結託して準備していたシャルル君も、マリアンヌとの蜜月で心を動かされたようですね。
お陰でV.V.に暗殺されてしまったマリアンヌさん、死の間際に発動したギアス能力でアーニャの精神の奥底に移動してたそうです。


シャルルは、V.V.がマリアンヌを殺害したことを知り、ルルーシュとナナリーを守るために記憶を書き換え日本に人質として逃がしたり、肉体があれば戻れるからとマリアンヌの遺体を隠したりしたそうです。


なんと父性愛に溢れた行動!!
もう、今までの人非人というイメージ崩れまくりです。子供溺愛してます。お前は海原雄山かっちゅうの。


ルルーシュとしては、父親のせいで母親は殺され、自分と妹は人質として捨てられた〜という恨みつらみが生きる原動力となっていたのですが、丸っきり逆だったようで、梯子を外された格好のルルーシュは、「でも日本と戦争が始まったのに放置された!何で戦争を止めなかった!」と非難します。


対してシャルルパパは「死んでも生きてるからだ〜」って事だったようで…
え〜、ちょっと待ってください。

シャルルもマリアンヌも、人類補完計画「ラグナレクの接続」でみんなの意識を一緒にしちゃいましょ〜と考えている訳ですよね。
でも、V.V.は、シャルルが心変わりするとまずいから、って理由でマリアンヌを殺害した訳で、それじゃあV.V.と本来のシャルルは何をしようとしてたんでしょうか?


話の流れから言うと、シャルルとV.V.も「ラグナレクの接続」を目標として、それを実現するための「アーカーシヤの剣」を発動させるために、世界中に散らばった古代遺跡群を自由に調査・接収するため世界征服を目論んでいたんではなかったの?
(要するに世界征服は、世界中の遺跡を手に入れるための手段でしかなかった!)


なんだか、いろんな謎が解けたようでもひとつ釈然としないのは、僕の理解力が足らないのでしょうか?


それはともかく、前回、「最後の味方はスザクになるのではないかと思いました。」と書いたのがあまりにもあっけなく実現して拍子抜けしました。


もうちょっと紆余曲折しても良いんじゃないの?
ユフィの事は飲みこめるんだ…


という事で、今後シュナイゼル(+ロイド&ラクシャータ) vs ルルーシュ(+スザク)って構図で最後まで引っ張るのでしょうか?
シュナイゼルってもひとつ役不足って感じがするけどなぁ…
まあ、黒い部分はニーナが受け持つのかな。
ラクシャータはやっぱりルルーシュについて欲しいですね。


さて、来週も楽しみです。
ちゃんと終われるのかな〜?