栗本薫氏、逝去
栗本薫さんが亡くなられました。
今朝、mixiコミュに下記トピックが立ちました。
栗本薫さんが亡くなられました… 2009年05月27日 09:30
5月26日、夕刻に亡くなられたそうです…(ご主人のブログより)。
(以下略)
今岡氏のブログが見つけられず、天狼通信などにも記載が無いため、真贋確かめようがありませんが、もし本当であればあまりにも大きなショックです。
長い闘病生活から、いつかこの日が来る事は予期していましたが、暫くは大丈夫だろうと楽観していたのですが…
僕にとって、最も好きな作家さんでした。
本当に亡くなったと判るまでは、ご冥福を祈りたくはありません…
<追記>
確認できてしまいました。
したくありませんでした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
今はまだそれしか言う事が出来ません。
ニュースに上がり始めました。
現時点で一番詳しい毎日新聞の記事を引用します。
「ぼくらの時代」「グイン・サーガ」シリーズなどで知られる作家の栗本薫(くりもと・かおる<本名・今岡純代=いまおか・すみよ>)さんが26日、死去した。56歳。
東京都生まれ。早稲田大卒。中島梓の筆名で評論などでも活躍した。76年、栗本名の「都筑道夫の生活と推理」で幻影城新人賞評論部門佳作。77年、中島名の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞した。78年には栗本名の「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。SFファンタジー「グイン・サーガ」は126巻に及ぶ世界一の長編小説としてファンが多い。81年、「絃の聖域」で吉川英治文学新人賞を受賞した。
音楽、漫画評論、作詞、作曲、ミュージカルの脚本、演出など幅広い分野で活躍。テレビ番組「象印クイズ ヒントでピント」などにも出演してお茶の間にも親しまれ、「才女」と呼ばれた。乳がん体験を記した「アマゾネスのように」がある。
◇「趣味前面」が魅力
文芸評論家、細谷正充さんの話 物語の構成にもキャラクターづくりにも、とてもな達者な人で、ツボをはずさない書き手でした。自分の趣味を強く前面に出した作品が多く、それも熱心な読者にはたまらない魅力だったのだと思います。