谷川流インタビュー記事(7/12読売新聞夕刊・トレンド館)

今日の読売新聞夕刊「トレンド館」に「●大人気「涼宮ハルヒの憂鬱」の谷川流さん 「楽しませ、楽しみたい」というインタビュー記事が載っていました。

以下、記事より抜粋。

涼宮ハルヒ』シリーズを一言で言えば、「由緒正しき学園ドタバタSF」だ。ハッとする新しさはないが、懐かしく心地よい。
作家自身、中学生のころから海外SFやミステリー、ジュヴナイル(少年向け)文庫で育ったと聞いて納得した。
 「ソノラマ文庫の菊池秀行、夢枕獏さんで目覚めたところはあります。ミステリーはクイーンとヴァン・ダイン、SFではアシモフですね」

 「人間は、それぞれの現実認識によって、まったく違う世界に住んでいる。テレビの討論番組を見ても、『何でこの人たちは歩み寄れないのか』とあきれることばかり。天動説が地動説に変わるくらいのことがないと、人間性は変わらないんでしょうね。」

兵庫県生まれで、阪神大震災で被災した経験を持つ。
 「そのとき痛感したのは、人は他人の痛みに鈍感だということ。でも、僕だってそれまで他地域の災害は人ごとだった」。
谷川さんの中でも何かが「変わった」のだろうか。
 「小説で悲しい事は書きたくない。それは現実にあふれているから。それよりユーモアの方が好きだし、ずっと難しい。読者を楽しませ、僕も楽しみたいんです」

なお、記事の署名は「石田汗太」氏でした。]

<追記>
もうサイトにアップされてた。はやっ!

大人気「涼宮ハルヒの憂鬱」の谷川流さん 「楽しませ、楽しみたい」