「ハレ晴レユカイ」ダンス完全バージョンコンテ公開

choiota2006-09-19


昨日「ハレ晴レユカイ」ダンス完全バージョンのコンテが公開されているという事を知り、早速京アニサイトを見に行きましたが、案の定レスポンスがめちゃくちゃ落ちていました。

なんとか昨夜DL完了しましたが、悠々日記さんがまとめたものを用意してくださったので、未見の人はこちらを参照されると良いのではないでしょうか。(但し公開期間は不定期とのこと)

さて、このコンテですが、1ページ目の欄外にこんな書き込みがあります。

※原画様各位
  もうお解りだとは思いますが…<(`Д´)>
  全カットA.C.です。
             ご覚悟の程を…。

むむむむ…
原画スタッフへのメッセージ?という事は、フルバージョンもアニメ化されるって事でしょうか?

今回の公開に際して、京アニからのメッセージでは、その辺り触れられていませんが…

さて、放送終了後も皆様から暖かい応援のメッセージをいただいておりますが、その中に「エンディングのダンスを文化祭等で踊りたいので、是非全部見たい」という内容のものを多数いただきました。
この度当社では取り急ぎ「ハレ晴レユカイ」ダンス完全バージョンのコンテを用意いたしました。

これはエンディング演出を担当した山本によるもので、この夏、武道館において平野さん、茅原さん、後藤さんが「ハレ晴レユカイ」を歌ったときの振り付けの参考になったものであります。


いや〜どう考えても「取り急ぎ」用意したとは思えないんですけど?
作画が終了したから公開したのでは?などと邪推してしまいます。


さて、冒頭の「A.C.」ですが、「アクション・カット」の略で、カット繋ぎを意味していると思います。


京アニさんで、別の略語だったらどうしようもありませんが、以下「アクション・カット」の略、という前提で続けます。


これは、カット変わりで動作が繋がっているように見せる手法で、アングルやサイズが変わっても、連続した動作に見えるよう作画する必要があるため、前後のカットとの連携が重要となります。

連続した複数のカットを、それぞれ別の人が原画を描く場合、お互いのカットの最初と最後の絵を見せ合う必要がある訳です。

という事は、前のカットの最後の絵を見なければ書き始められない(実際には融通は効くでしょうけど…)訳で、自分のペースで仕事を進められないのですね。

実写の場合は、少し長めのアクションを撮影しておいて、編集時にタイミングを決めるのですが、アニメの場合そこまで無駄が許されるとは思えないので、シビアに決めるんでしょうね、きっと。


京アニのスケジュール管理の凄さの一端を垣間見た気がします。


それはそうと、この「ハレ晴レユカイ」ダンス完全バージョンがアニメ化されるのでしたら、もう絶対買わずにはいられないです。


何しろ、長門がメインで踊るカット(C-11,21,34など)があるんですから…
(やはり、サムデイインザレインとカップリングか?)