三十路向けヲタコミック誌「月刊COMICリュウ」購入

choiota2006-09-20


うひ〜昨日連休明けのダルい体を引き摺りながら、通勤途中の本屋で平積みされてるのを見かけて、買っちまったよ…>「月刊COMICリュウ」


今回は珍しく秋葉Blogさんで紹介されるより速かったです、買ったのだけは。


さてさて中身ですが…


む〜ん…。
確かにおっさんヲタ直撃の布陣ですね、こりは。

吾妻ひでお     不条理日記2006
安彦良和      麗島夢譚
梶尾真治×鶴田謙二 おもいでエマノン
ふくやまけいこ   ひなぎく純真女学園
安永航一郎     MMリトルモーニング


あじましでおリュウと言えば安彦良和(当時は何でどっちも「名前」やねん?と皆でツッこんでたって僕の周りだけ?)、おもいでエマノン!!、○福、安永航一郎


…もう表紙買いというか、執筆陣買いでした。

いや、特に「おもいでエマノン」は、丁度「サラマンダー殲滅」を読み終えて、色々不満が溜まって、何か書こうと思ってた所に、エマノンの書評を読んで、コミック化されることは知ってたけど、雑誌名までは記憶されていなかったので嬉しかったです。


しかし12ページはあまりにも少ない…月刊でこのペースでは、先が思いやられます。


あと注目は、安永航一郎の新作「MマジでMメルヘン? リトルモーニング」です。

のっけから悶える苦しむ幼女が登場し、しかも社会派シリアス路線?と思わせたりして、確かに新境地開拓かも?と誤解したのも束の間、全然全く何一つ変わってません。


相変わらず主人公(女)は、ド貧乏で異常な生命力・回復力を持っている訳です。(ついでにオツムもちと弱い…)


しか〜しっ!!
やはり「新境地開拓」は伊達じゃなかった。


なんと、この主人公「半崎小朝」(苗字はオオサンショウウオのハンザキとして、小朝は?参りました、か?)は、幼少時に謎のオッサン(南倍南at玄人のひとりごとみたいな奴。ちょっと違うか?)に命を救われたのですが、その時体内にマイクロマシンを注入された、という「さいえんす・ひくしょん」だったのです。

タイトルの「MM」は「マジでメルヘン」などではなく、「マイクロマシン」のMMだったんですね。


う〜ん、それなんて砲神エグザクソン?って感じですが、勿論安永航一郎ですから、県を征服したり守ったりに使われる訳もなく、専ら主人公に健全な魂が宿るべく健全な肉体を維持するためにのみ使われているのです。ビンボーだしな。


ちなみに安永氏の巻末目次コメントですが

打ち合わせに使ったカニ料理屋がその直後につぶれた。このマンガの行く末を暗示しているようです。短い間ですがよろしくね(泣)。


をいをい…
暗示するなって。


という訳で、雑誌レビューではなく、安永関連の感想でしかないのですが、まあ雑誌そのものは、おっさんヲタの人は買っても損は無いと思います。
月刊だし。
死ぬほどぶ厚くないのでそれも○。


ああ、でもキャプテンの系譜と考えると、あさりよしとおも入れて欲しかったなぁ…
とか言って「本家・宇宙家族カールビンソン」とか書かれても困るけど(笑)


えっ?「女立喰師列伝」DVD?






                        スマヌ、まだ見てないよ。





月刊 COMIC (コミック) リュウ 2006年 11月号 [雑誌]

徳間書店

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砲神エグザクソン 1 (1)

講談社

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サラマンダー殲滅(上)

光文社

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