ロケットガール mission 02:アッセンブリ -assembly-
体調悪くて、ロケガとギアスが完全に周回遅れになってます。
これ以上遅れると、追いつけなくなるので、取り敢えずアップしときます。
アニメも原作もきっちり見直してないので思い違いあるかもしれませんが…
あと、ネタばれありま〜す!
第2話。
原作2〜3章を一気に消化するスピード展開でした。
原作未読の視聴者が付いて来れるのかちょっと心配です。
それよりも、オープニングに本編映像使うのはネタばれだから止めて欲しいなぁ
OPだけでEDが無いのは演出なんだろうか?などと思っていたのですが、その辺の疑問は、公式ブログを読んで解けました。
このブログ、担当編集大槻氏(仮名)と、原著者である野尻抱介氏が書いているのですが、野尻氏の2/25のエントリにて、6話アフレコに行ってきた話と、制作進捗状況が書かれています。
OPは、2話から入る予定だったが、制作が遅れているため当面バンク映像で対応。EDは、3話から入る予定だったので、1・2話に入っていないのは尺の都合、という事です。
、1話には間に合わず、/EDが無かったのは、演出上の理由ではなくスケジュールが間に合わなかっただけだそうで、昨年からアナウンスしてた割には進捗状況がギリギリなのはどういう進行管理してたのか気になりますね。
「サルでも出来るバイト」の正体が宇宙飛行士だと知ったゆかりは抵抗しますが、父親探しを手伝うという約束と、超ポジティヴな母親の後押しで引き受けてしまいます。
早速詳細な身体測定から訓練が始まるのですが…
原作では石膏を使っていたスキンタイト宇宙服用の型取りは、今風のレーザー光線を使ったシステムになっていました。これはこれで…
まあ、原作の全裸石膏塗りも期待していたりはしたのですが、流石に今時石膏はないわな。
それにしても毎回サービスシーンを入れるんか?
それはともかく、このシーンで重要なのは、ゆかりの体ではなく、素子さんの左手薬指にはまっているマリッジリング(たぶんプラチナ)なのです。これ注目しといてください。
恐らくこれは4話への伏線になっていますので。
そして、厳しい訓練シーン。
耐Gとか、サバイバルとか、学科とか…基本的に原作通りで、テンポも良いのですが…
(「二度と普通の電卓が使えない体にしてやる」がちゃんと使われててよかった)
欲を言えば、反撃用としてイングラムを使うシーンは入れて欲しかったです。
残念ながらカットされたのが、那須田がゆかりに託す宇宙飛行への想いを語るシーンです。
ゆかりに対しては、「機械の前に座ってボタンを押す」だけと言っていましたが、そんなお仕着せではなく、自分の意思で自覚的に宇宙に行くんでなければ意味がない、だから徹底的に訓練をする、というのが那須田の信念です。
「父親を探してもらう代償として仕方なく宇宙飛行士のバイトを引き受けた」
そんな適当な気持ちで宇宙に行って貰っては困る。それは、那須田や周りの者にとってだけではなく、ゆかり自身にも返ってくるものなのですが…
ゆかりと那須田、それぞれの想いの行き違いが、3話のエピソードに繋がっていく重要なエピソードなんですが、これが省略されて良かったのか?
さて、それなりの適正は持っていたゆかりですが、宇宙飛行士としての重要な資質 〜生死を分かつ重要な局面でも冷静を保ち最善の選択をする〜については、簡単に身につくものではありません。
しかし、SSAに残された時間はあまりにも少なく、ゆかりの成長を待っている暇はない。
そこで、いきなり極限状況に放り込んでしまおう、というのがジャングル単独踏破訓練だったのですが…そんな説明無しにいきなりジャングルに降下させるシーン見せても、そういう状況説明とかわかんないよな〜安川が助けに行こうとするので多少はその危険性を説明してるけど。
そしてジャングルの中で、ゆかりはあれほど探し続けた父親にあっさり遭遇してしまいます。
父親寛は、原作では新たな酋長を求めるタリホ族の魔法に呼ばれて行ったのですが、その辺は省略。
単なる我侭でどうしようもない親父となっていました。
那須田といい、父親といい、登場する大人はエゴの塊です。
これらとの相克がゆかりのテーマなんでしょうけど…
そして、突然「妹」が出来てしまったゆかり。
原作では、体格のそっくりなマツリを見て、自分の身代わりになってもらおうと考え、基地に案内してもらった後、そのまま宇宙飛行士にスカウトするのですが、アニメではそういう黒い感情は描かれませんでした。
これも前述の「大人」との対比かな?と思ったのですが、3話に移行していたんですね。
ただ、この順序入れ替えで、その辺の対比は明確になっていたように思います。
<関連過去記事>
ロケットガール mission 01:ディスティニイ -destiny-
<関連サイト>
ソロモン宇宙協会-ロケットガール公式サイト-
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