グイン・サーガ118巻「クリスタルの再会」
帰阪途上のブックストア談でグイン・サーガ118巻「クリスタルの再会」をゲット。
読了しました。
以下ネタバレ有り(抑え目にはしてますよ)
グインに憑かれた(疲れた?)人達の心の「ksk」コールを受けたのか、物語の展開が若干スピーディになったように思います。
タイスを脱出した一行は、物語中では3週間程かかってクリスタル・パレスに到着しますが、結構端折ってくれて助かります。
それでも大事なブランとの○○○シーンは、しっかりと書いて、しっかりと伏線を残しました。
そして、前回書いた通り、リンダと再会してもグインの記憶は戻りませんでした。
そこまで安直じゃあイヤボーンみたいなもんですからね。
それにしても、リンダがグインの○を○○っただけで、二人して○○を○るとは…
ノスフェラスからクリスタル・パレスまで引っ張った甲斐もあろうってもんです。
しかし、この様子だと記憶喪失は治癒させない方向なのかな?
古代機械に入ったら、外傷も記憶もある程度再構築されるんではないか、と思ってたんですけど、意図的な記憶操作の疑いが強まってきましたね。
それはそうと、やっぱり「豹頭王の花嫁」はリンダで決まり、なんだろうな…
っていうか、○を○○っただけでこの有様では、グインとリンダが○○○なんかした日にゃ、一体何が起こるんだか…?
世界中の魔道師が「会が起こる〜!」とか言って集まってきそうです。
(何やら今回、下品ですんません)
そして、ヴァレリウスが「絶対にあってはならぬ」とわざわざ伏線を張ったのが「グイン不在中のシルヴィア妊娠」ネタ。
そう来ると思ってました。
そして、シルヴィアさん退場〜〜って事ですよね。
それはともかく、マリウスとヴァレリウス、喋りすぎ。五月蝿い。地の文と会話文のボリュームがいきなりこれまでと逆転したっちゅうの。
特にマリウスのお子ちゃま発言を延々と聞かされると、もっぺんキタイに飛ばしてしまえ!とか思います。
タイス篇ではそれなりに役立ってたのにねぇ…
という事で、想定通りの展開となり、次回は来年2月です。
どうも次巻では、またぞろマリウスがフロリー絡みで阿呆な事をしでかしそうなヨカーン。
クリスタルの再会 (ハヤカワ文庫JA ク1-118 グイン・サーガ118) (ハヤカワ文庫 JA ク 1-118 グイン・サーガ 118)栗本 薫,丹野 忍早川書房このアイテムの詳細を見る