読売新聞にマンガ批評サイト関連記事
1/30の読売新聞夕刊読書欄に「ネットでのマンガ批評隆盛」という記事が掲載されていました。
読者が好きなマンガを自由に論じるインターネット上のサイトが注目されている。日記形式のブログなどを使ったネット批評の広がりは、単行本の売り上げを左右するなど影響力を強めている。(佐藤憲一)
という導入で、紙屋研究所さんと漫棚通信ブログ版さんを紹介しています。
さすが、名だたるオタク記者を擁する読売新聞だけあって、ちゃんと取材をしているようで、両サイトのオーナーさんに対して失礼な記事になって無かったので安心しました。
寧ろ、「昨年はプロの評論家が著書に人気サイトの記述を無断で使ったり、講談社の社員が大学生と偽ってマンガ関連のブログにアンケートを送り陳謝するなどのトラブルも発生した。」という記述から、某everydayな新聞とは違ってブロゴスフィアを判ってらっしゃる事が伺えました。(笑
記事は、ネット上にも掲載されているのですが、せっかくネット版になってもリンクが張られてないのは勿体ないですね。
せっかくなので紹介順に…
って、あれ?海燕さんとこもマンガ批評サイトだったんだ…。
それはともかく、連載開始当初は人気のなかった「デトロイト・メタル・シティ」が単行本1巻刊行からネットで火がついて、4巻で180万部を売り上げた話や、盗用懸賞サイトについても触れ、それらの功罪についても言及したなかなかバランスの良い記事となっていました。
この記事と「海賊版」初体験で見えた、日本動漫浸透のメカニズムという記事を読むと、なかなか味わい深いものがあります。
まあ、マンガに限らず気になったら自分で読むしかないんですけどね。