小山内さんが本を買ったのは…?

「秋季限定栗きんとん事件」の下巻が出る事を、ずっと忘れていたのですが、先週出張中に立ち寄った本屋で見かけて、慌てて購入しました。
即日で読了したのですが、何か小骨のように引っかかるなぁ…という感覚があってむずむずしていたのでした。


それは下巻(確か92ページ)で、小山内さんの買った本に栞のように挟まれていた1枚のレシートです。
特徴のある書体でデザインされた「三界堂書店」のロゴ、これに見覚えがある!という話だったのでした。


財布の中に溜まったレシートを処分しようとして気付きました。
「三界堂書店」とは、「三省堂書店」のパロディだったのですね。




金額も、まさに「609円(税込)」です。


自分が普段あまり使わない書店だったので、全然気付きませんでしたが、気付いている人も多いのでしょうね。
米澤氏は三省堂書店を常用されているのでしょうか?


さて、作中ではあっという間に季節が巡り、1年近くが経ってしまいました。
小山内・小鳩カップルも、自覚的に復縁したようで、残す冬限定でどういう落ちがつくのか、或いは大学生編に突入するのか…?


思い起こせば、このブログを始めて最初に採り上げたのが「春期限定いちごタルト事件」だったのです。


あれから間もなく3年、という事で結構実時間に近い時の流れなのですね。


当時の記事で、北村薫氏の作品が好きならば…と始めた縁なのか、今日は本屋で見かけた「紙魚家崩壊 九つの謎」も買ってきました。
栗きんとん下巻が3/5、紙魚家が3/6発売というのも因縁めいていますね。(ってゆうか、一ヶ月出遅れている自分ってどうよ?…orz)


という事で、やはり本は本屋さんに行ってこそ、だと改めて思いました。

明日「紙魚家崩壊」を読むのが楽しみです。