朝日ソノラマ解散

choiota2007-06-21


朝日ソノラマが9月末日を以って解散するとの事で、少なからずショックを受けました。

 ソノシート付きの雑誌で60年代に一世を風靡した出版社、朝日ソノラマ(本社・東京都中央区飯田隆社長)が9月末、経営難から解散することが決まった。
出版物は親会社の朝日新聞社に引き継がれる。21日、両社が都内で記者会見を開き、発表した。

 朝日ソノラマは1959年創業。同年、日本初の“音の出る”ニュース雑誌「月刊朝日ソノラマ」を創刊。
浩宮さま(現・皇太子殿下)誕生時の産声などをスクープして話題を呼んだ。「鉄腕アトム」などテレビアニメの主題歌と漫画を組み合わせた商品で人気を博したが、徐々に経営が悪化。ソノシート付き商品も89年で姿を消した。70年代と90年代の2度の経営危機が尾を引き、自力での再建を断念した。約16億円の債務超過朝日新聞社が肩代わりする。

 飯田社長は「時代の流れに抗しきれず決断した。今は書籍にCDやDVDが付く時代だが、先駆的役割を果たしたのがソノシート付き雑誌だったと思う」と話した。

毎日新聞 2007年6月21日 19時56分


朝日ソノラマといえば、最近は全然知りませんが、「クラッシャージョウ」(高千穂遥)、「キマイラ・吼」(夢枕獏)、「妖精作戦」「ARIEL」(笹本祐一) など、中高校生の頃夢中になって読んだ作品が思い起こされます。
(ん〜、なんか菊地秀行は読まなかったんだよな〜。流行り過ぎてて嫌だったので)

っていうか、キマイラ終わってないぞ!
どうしてくれんねん!?

と思って公式サイトを見たら、「読者のみなさまへ」という記事がありました。

現在ソノラマ社で発行しているコミックスやノベルスなどは、朝日新聞社出版本部が出版権を引き継ぎ、10月以降は朝日新聞社の新刊として発行することが決まっています。

中略

というわけで、朝日ソノラマという会社はなくなりますが、ソノラマのブランドは生き続けます。よろしくご支援ください。


というわけで、レーベルは継続されるようです。
ていうか、キマイラを何とかしろよ〜
火浦功はもう諦めたからさ…(笑


出版社:朝日ソノラマが解散(Web魚拓)