第5話「メタバグ争奪バスツアー」

電脳戦争で敗北したダイチだちは、有償自動修復ダウンロードでメガネを修理したようですが、損害額は黒客倶楽部全員で「お年玉12年分」との事。

一体幾らなんだ?
っていうか、大黒市ではお年玉定価制でも敷かれているのでしょうか?
「お年玉○年分」に換算して共通理解できるってどういう事だよ?

その辺りを追求するため、第3話最初の小競り合いで、ダイチメガネを修理する時の金額を、コマ送りで調べてみました。
単価を算出しやすいように、切りの良い数値だけを抽出したのが下です。

修復率      金額     1%単価(小数点以下第3位四捨五入)
49.10%   ¥24,730   ¥503.67
50.25%   ¥25,331   ¥504.10
51.20%   ¥25,832   ¥504.53
52.15%   ¥26,333   ¥504.94


費用はパケット代で一定かと思っていたのですが、微妙に高くなっているのが謎です。
実際の金額は、ほぼ100円ずつ増えており、途中で1円だけ増えたりしています。

まあ、この時点で修理代が5万円以上かかっていることは確実ですので、その後イサコと本格的に電脳戦争をしたので、壊れ方が2倍だとすると@10万円ってとこですかね。

トータルで50〜60万円になりそうな勢いです。

という事で、切りよく12年分60万円として、大黒市小学6年生のお年玉は「5万円」という事で…
いかがですかっ!タ○モ○リさんっ?
(Na こうして世界にまた新たなトリビアが生まれた)


ソフトの有償修理で5万円とか吹っ飛ぶって、やっぱりメガネは結構高級な情報機器というか、ハイエンドノートPCか、超軽量モバイルPC並みの値段かも知れませんね。(30〜40万円程度?)

う〜ん、小学生には過ぎた玩具だなぁ…


メガネの修理費用を稼ぐためにメタバグを売っているようですが、全然追いついてません。

そんなダイチたちにイサコが「メタバグの鉱脈がある」という悪魔の囁きを投げかけます。

あからさまに怪しい話ですが、背に腹は代えられずイサコに従うダイチたちなのでした。


女王様キャラが確立し、肉体年齢はともかく、精神年齢ははるかに上であることを感じさせるイサコでしたが、これは割りと普通の小学生っぽい行動ですね。

なんというか、優位に立たないと仲間も作れないのか、困ったちゃんですね〜。

こういう性格ほど、明らかに優位な相手には諦めが良かったり、デレたりするのでしょうけど…
イサコのデレが見られる日が来ることはあるのでしょうか?


そして辿り着いた場所は、バスのスクラップ置き場でした。
バスは見たこと無いけど、スクラップ置き場、特に車のスクラップは心躍らせるものがあります。
僕も子供の頃、みんなで探検に行ったりしたものです。


さて、空間の状態が悪いまま安定している妙な場所で、メタバグを探すためにバスの床を掘らされるダイチたち…
まさに「データマイニング」してます。
もろ肉体労働になっているのが笑えます。

スコップで掘る動作が、データマイニングソフトを稼動させるのでしょうか?
ソフトウェアなんだから自動化すりゃいいのにねぇ…

独り涼しい顔のイサコは、マップ中のバスに済マークを付けて、明らかに別の目的を持って作業を進めています。


まあ、推理するまでも無くイサコの目的はイリーガルでしょうが、実は全然違う場所に出ていて、デンスケが追いかけていきました。

あと、今回バイクの男が先導しているのも気になりました。
暗号屋の仲間でしょうか?

電波状況が悪いと、メガネの画像が乱れるのですが、人間の体も消えかかっていました。

という事は、メガネは透過した現実の世界に電脳世界をオーバーラップさせているのではなく、取り込んだ現実世界の映像に電脳世界の映像を合成して表示しているという事になります。
バスの床にあいた穴が、メガネをはずさないと判らなかった事もこれで説明がつきます。

現実世界の情報が電脳世界にアップデートされないと古いままになる、というのも以前指摘した通りですね。


という事で、物語の設定はだいぶ見えてきましたが、謎は深まるばかりです。


まあ、今回の白眉は、サッチーにお手をさせるハラケンでした。
流石生物部部長!ってサッチーは生物かよっ!?

あと、ダイチの気持ちに全く無頓着なフミエもワラタ。


なんだか取り止めがありませんが、相変わらず電脳コイルから目が離せません。


てゆうか、アニメ版のヤサコ、影薄くね?

今後の放送予定

6月16日 第6話 赤いオートマトン
6月23日 第7話 出動!コイル探偵局
6月30日 第8話 夏祭りそして果たし合い
7月 7日 第9話 あっちのミチコさん

※6月16日15:00〜17:00 1〜5話一挙再放送!


<関連記事>
第4話「大黒市黒客クラブ」

第3話「優子と勇子」

第2話「コイル電脳探偵局」

第1話「メガネの子供たち」

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